回答:鈴木絢子(正風クラブ)

2021年11月14日

1.この問題は、なぜ起こったとお考えですか?

(回答)倫理感の違い で、内部統制など を 考えずに起こったと考えます。

2.この問題の当事者である市長と建設部の担当職員1人は、しかるべき責任を取ったとお考えですか? まだ取っていないとすれば、どのように責任を取るべきとお考えですか?

(回答)現 在、政治倫理審査会が 審査をしております。前市長の贈収賄 事件をきっかけに平成 30 年 12 月に条例が制定されました 。確約書の問題に関しては専門家たち が調査を行い審査結果が公開することとなっております。 その結果を見て取るべき責任がどのようなものか 検討するべき と考えます。

3.この問題は、市長および市のリスクマネジメントの意識の低さと仕組みの不備をも示していると思いますが、貴職はどのようにこの問題をとらえ,今後どのように対処していくべきとお考えですか?

(回答)市においては 今後こういったことが起きないよう、 内部統制制度の整備を行い、 リスクマネジメント意識向上と仕組みの強化 をするべきと考えます。リスクマネジメント意識向上においては、職員たちにリスクマネジメント研修を受けさせるとともに ルール化する必要があると感じます。市長においては、選挙で選ばれております。市民がしっかりと今回のことを含め検討し、次回の選挙 またはそれで は遅いと感じる場合は リコール運動 をお考えいただけたらと考えます。

4.今回のような問題の再発防止のためには,どのような対策が必要とお考えですか?

(回答)再発防止に向けた取り組みとして、3と同じになりますが内部統制 制度の整備を行い 、コンプライアンスに関する条例 を制定し、コンプライアンスマネージャー などの 導入を検討するべきと考えます 。 

5.事業者が近日中にあらたな訴訟を起こす可能性もあります。市はこれへの対応を一層強化する必要があると思います。貴職は今後どのように市が対処していくべきとお考えですか?

(回答)顧問弁護士に相談し、訴訟の内容により対処していくべきだと考えます。(現段階ではどのような内容で訴訟されるかもわからずお答えのしようがありません)

6.市議会はこの問題で6月30日に全員協議会を開き,その後の市議会でも質問をしてきましたが、問題が十分に解明されたとはいえません。市議会が市政と行政のチェック機能を果たすには、百条委員会あるいは少なくとも特別委員会を設置して、問題を解明し対策をとっていくことが必要と考えます。市長は政治倫理審査会(以下,政倫審)にこの問題の審査を要請しています。「特別委員会設置は政倫審の報告が出てからで良い」とお考えの議員の方々がいらっしゃるとも聞いていますが,政倫審はその構成員の選任者が市長であり、権限も限定されていることから、その審査には限界があると考えます。市議会が独自にその権限でこの問題を深く解明し,対策を講じていくことは,市議会の責務であり存在意義を発揮することと考えています。特別委員会設置について,貴職はどのようにお考えですか?

(回答)9 月議会において、特別委員会設置について賛同しませんでした。付議事項1の今回の確約書問題は、市長の政治倫理による行いだと考えます。平成30 年 12 月に前市長の贈収 賄事件をうけて、このようなことが起こらないようにと『伊東市長等の政治倫理に関する条例』が制定され、政治倫理審査会の設置が決まりました。この条例の目的には『市長、副市長、及び教育長の職務に係る倫理の保持に資するための必要な措置を講じることにより、市政に対する市民の信頼を確保し、公正で開かれた民主的な市政の発展に寄与することを目的とする』とあります。今回審査会で審査されることが決まっている確約書問題について、しっかり調査し意見を頂けると信じております。そちらを見て検討させていただきたいと考えました。内部統制の整備はとても重要で、しなくてはいけないと考えますが、付議事項2以降の発議者たちのお話する取り組みは、感情論が多く具体性に欠けており、自分が考えている流れと異なったので賛同しませんでした。


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